性交痛には痛みを感じなくなるまで潤滑剤を
性交痛はなぜ起こるのでしょう? SEXでペニスを挿入した際に感じる痛みを「性交痛」と
いいます。
通常女性は性的興奮を受けるとバルトリン腺から分泌液が出て、腟内の潤滑油の役目を
します。しかし、性的興奮が不十分でペニスを挿入しますと分泌液が不十分で、潤滑の
役目をしていないので擦れて性交痛を感じるのです。
したがって、セックスの時に膣の入り口あたりに痛みがある場合はたいてい病的ではない
ケースが多いのであまり心配はないでしょう。
若い女性の性交痛は回数が原因の場合もあります。
また、月に1回、あるいは年に数回程度の回数しかセックスをしない場合も、初体験に近い
感覚ですので、痛むこともあります。
出産を経験した女性は主に産後〜1年ぐらいの期間、膣内や子宮の回復がうまくいかない
ことが原因で痛むことがあります。それ以上長期の場合は精神的なダメージなどが原因で
起こることが多いようです。
このような性交痛を感じた場合無理をせずに、パートナーに率直に痛みを伝えることが
重要です。
【性交痛を我慢すると・・・】
性交痛を我慢したままSEXを続けると、無意識に腟の筋肉が収縮することがあります。
場合によっては性交痛で挿入できなくなるほど収縮をおこし、「ワギニスムス」とよばれる
状態になることもあります。
この場合とにかく痛みを我慢せずに、パートナーにも協力してもらい中断することをおすすめ
します。そしてだんだん性交痛もなくSEXできるようになると、恐怖心や緊張感が少なくなり、
症状も徐々に緩和していきます。
性交痛を感じなくなるまでは、腟潤滑用クリーム、ローション、ジェリーなどを使用することをおすすめします。
また緊張感や恐怖心がなかなかなくならない場合は、セックスカウンセラーなどに相談する
こともいいでしょう。
【濡れない性交痛は更年期症状がでている】
女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏してくると、45〜55歳くらいの時期に更年期症状
が現れます。この症状は人によってさまざまな経過をたどりますが、不快な症状も人によっ
て様々です。
更年期に現れる性交痛はエストロゲンというホルモンの減少により、肌や粘膜などが正常
に保てなくなり、膣が乾燥するために生じます。
膣粘膜がもろくなり膣が濡れにくくなりますので、少しの摩擦でも出血し、簡単に炎症が起
るため、細菌に感染するケースもあります。
改善方法として、不足したエストロゲンを補充するホルモン治療があります。
この治療は性交痛のみならずその外の更年期症状や、高血圧・高コレステロール・骨粗鬆
症などにも効果があります。
性交痛のみの改善には、弱いホルモン剤で作ったエストロゲンの膣剤をおすすめします。
【中には性交痛の症状に病気が潜むケースも】
セックスの時に膣の入り口あたりに痛みがある場合はたいてい病的ではないケースが多い
ようです。
性交痛は心理性によるものがほとんどですが、なかにはまれに婦人系の疾患が潜んで
いるケースもあります。
例えば
・腟の入口付近の性交痛
⇒腟炎や外陰炎の可能性
・腟の奥の性交痛
⇒子宮内膜症や骨盤内感染症などの可能性
挿入時に膣の奥を突かれると痛い、激痛が走る、などの場合がこの例にあたります。
特に性交痛(子宮の奥に痛み、下腹部の痛みなど)に加え月経痛がある場合は、子宮内膜症
の疑いが強いです。婦人科で精密検査されたほうがよいでしょう。
膣の奥、子宮の裏側にはダグラス窩というところがあります。ここは子宮内膜症がよく発症す
る部位ですので、ここに内膜症がおこると、性交時の刺激により痛みを感じるのです。
このように性交痛を感じる場所で見分けられますので、性交痛が気になる場合は婦人科で
受診することをおすすめします。
このような女性のデリケートゾーンのトラブルを解消するためには潤滑用クリーム、ローション、ジェリーなどもおすすめです。
女性の局部になめらかさをすばやく補い、性交痛を緩和します。
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